更新日:2003.08.10 

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SOHOグループ注意報 ちょっとまって!そのグループづくり・・・
by はるりん 

▼VOL.2


 前回は、グループワークを作るに当たっての動機の部分について、触れてみ
 ました。今回は、グループワークにおけるトラブルを実例に基づきご紹介し
 ていきます。

 □どうしよう。突然のキャンセル、誰が補う?

 グループで仕事を請け負うと、かならずリーダーさんなり担当さんが、作業
 者の分担の割り振りをされることだと思います。全国規模の大きなグループ
 にしろ、5名以内の少数のグループなりにしろ、作業を希望した頭数で計算
 しながら、割り振りしていくと思いますが、それが終わり、手渡しなり発送
 なりを終えたところで電話または最悪のときは、メール一本で業務辞退の連
 絡をしてこられるのです。

  「すみません。家族で出かけるんで、今回の仕事はできません」
  「んあ?」
  
 だれにでも突然おこる不可抗力の事態はあります。病気や災害、不幸など、
 ある程度はグループのなかでそういう事態に備えているはず。しかし、それ
 以外の理由でたまにびっくりする内容のものがあります。ま、これは今回は
 おいておいて・・・。

 すぐに誰か補充しなくてはなりません。いったん送ってしまった原稿ならば、
 かなりの時間的ロスが発生することになります。果たして戻ってきた原稿が
 次の作業者の手元にいくのはいつで、作業時間はどれくらい確保できるのか。
 これをいかにうまく判断・対処できるかによって、今後の業務がうまく流れ
 ていくかにつながります。『作業者がいなかったので遅れた』なんて、クラ
 イアントへのいいわけにもなりません。

 緊急事態に備えるということは、どのグループにおいても最大の課題でしょ
 う。どの職種においても、起こりうる事態に対して代打がいるかどうかで、
 試合続行できるかできないか状況は急変してしまいます。リーダーにかかる
 負担は常に大きく、時には自分が被りどんなことをしても、すべてをやって
 しまわなくてはならなくなる場合だってでてきます。

 グループ運営は常に責任と義務が付いてきます。横並びで共同作業をしてい
 て単に作業者同士の総称的存在でいるならば、こういった責任の所在地は、
 各作業者単位であると思いますが、グループとして受けた仕事となると、リー
 ダーがメンバーに発注という形を取るので、責任はすべてグループリーダー
 にかかることになります。

 大企業でも危機的管理(リスクマネジメント)は問題になっていますが、た
 とえSOHO単位であってもこれからは、リスクを予想して回避できる体制は、
 必要になってきます。とくにグループを作っているかたは、リスクマネジメ
 ント能力は、必須能力になってくるのではないかと、わたしは感じているの
 です。


★今日のポイントWORD「リスクマネジメント」━━━━━━━━━━━━┓
 企業内、グループ内に起こるあらゆるリスクを予測し、如何にそれらを受
 け止め、回避したり対策を行っていくかを管理する能力、または管理する
 人材のこと。欧米では、1920〜30年代頃から始められていたが、日本は、
 危機感に対する感じ方が違い、まだまだこれから発展していく分野である。
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