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▼その4 情報収集編
●○●インターネットがあってよかった〜●○●
嗚呼、ついに私も、美容整形デビューを果たしてしまうのか?! 複雑な気
持ちで形成&美容外科の診察を終えて、自宅に戻った私はすぐさま「がんけ
んかすい」をネットで検索してみました。すると、予想以上にたくさんヒッ
トするではありませんか。眼科・形成外科・美容外科の各サイトに、目薬・
コンタクト・医療機器メーカーのサイト、健康・医療に関する情報サイト、
先天性患者の子を持つ親の情報交換サイト、などなど。インターネットって、
なんて便利なんでしょう! 基本的な知識は、ネットを見ているだけでおお
よそわかってきましたが、中でも特に参考になったのは、とある手術経験者
による個人サイトの掲示板でした(すでに閉鎖)。書店や図書館へ行っても
ほとんど詳しい情報がない中で、経験者自身による体験談は非常に貴重でし
た。その掲示板の過去ログを私は、食い入るように読みあさりました。
眼瞼下垂症は、加齢による「老人性」と乳児の「先天性」については昔から
よく知られているようですが、近年、ある大学教授が「大人の、後天性(あ
るいは先天+後天)の眼瞼下垂」を指摘し、手術をすることで肩こりや偏頭
痛の改善が見られる、というので、全国から彼の元に手術希望患者が殺到し
ている、とのこと。その病院は私の住む大阪からは遠く、また手術を受ける
のに何ヶ月も待たなければいけないというので、“眼瞼下垂界の第一人者”
であるA教授の診察を受けに行くのはためらわれました。かといって、知識
の乏しい医者に「あんなの年寄りの病気だよ、あなたはまだ若いから眼瞼下
垂なんかじゃないよ」で片づけられてしまうのも嫌だったので、A教授から
直接手術の指導を仰いだという、関西のB形成外科に電話を入れてみました。
ところが、A教授人気がすでにネットで広がりつつあった影響か、B形成外
科も、院長の診察予約だけでなんと3ヶ月も待たなければならないとのこと。
そこでまずは手始めに、長年いい加減な使い方をしていたコンタクトの検査
を兼ねて、最寄りのC眼科を訪ねてみました。
●○●瞳孔スレスレ、反省しきり●○●
A教授によると、コンタクトを外す時にまぶたをギューッと引っ張るのがよ
くない、ということでしたが、今から思うと私のコンタクトの使い方たるや、
それはもうヒドイものでした。酸素透過性ハード・O2レンズを使用してい
たのですが、本来なら眼科医の検査が必要なのに無断で最長1週間も(!)
連続装用し、水分不足で外れにくくなったら、まぶたをグイグイ引っ張りな
がらムリヤリ引っ剥がしていたのですから、おかしくなるなという方がムリ
ってもんです。C眼科で、それまで5年ほど、ろくなケアもせずに使い続け
ていたレンズを診てもらったら、「タンパクがこびりついて、ものすごい状
態になってます。新しいのに買い換えてください」と、即刻、使用禁止令を
出されてしまいました。めったなことでは過去を悔やまない私が、この時ば
かりは激しく反省したのはいうまでもありません。皆さん本当に、瞳は大切
に、コンタクトは正しく使いましょう! そして、眼瞼下垂についての診察
は…。
「瞳孔スレスレ、ですねえ。左は特に」
と、パソコン画面上で私の目のドアップ写真を見ながらC先生。瞳孔とは、
黒目のさらに真ん中の黒い部分のこと。つまり、この時の私の左目は、力を
入れずに正面を向いた状態で、黒目が下半分くらいしか見えていなかったわ
けです。こうやって写真で冷静に見れば一目瞭然、そりゃ右目とアンバラン
スだし、前も見づらいはずだわ、とあらためて納得。
「瞳孔にまぶたが被さっているのを眼瞼下垂というんですけど、今の状態だ
とまだギリギリ、瞳孔が見えてないわけではないんですよね〜」
「じゃ、手術の必要はないってことですか?」
「ただ、このまま放っておいてもこれ以上、下がることはあっても上がるこ
とはないんですから、思い切って手術してみるのも一案ではありますけど。
ま、急ぐ手術じゃないから、よく考えてみてください」
「はあ…」
どちらともつかないC先生の説明を聞き、「眼科は主に眼球そのものを診る
ところで、まぶたの皮膚を切ったり縫ったりするのはやはり形成外科の方が
得意」と掲示板に誰かが書いていたのを思い出しました。切ったり縫ったり
して、もしかしたらわずかでも傷跡が残ったりするかもしれない。しかも顔
の中で一番目立つ目、をやるわけですから、できるだけ手術経験の豊富な先
生にやってもらいたい。となるとやはり…。なかなかやってこないB形成外
科の初診の日を心待ちにしつつ、私はまたまたネットで、あるヘンテコなサ
イトを発見しました。 【つづく】
★次回は・・・ あんな人と、こんなコトしちゃっていいの〜っ?!
「謎のメル友」編です。
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