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▼その10
夢中になって、一緒につくりたいね♪
いやあ、ヨン様がいらっしゃったときの、「おばさまパワー」すごかったで
すね。「おばさま」たちの4割程度は 40代なんでしょ。私と同世代じゃん。
ああ、私も真の「おばさま」になったのね。自分自身の現実のビジュアルを
カタマリで見せられ、「オー!ノー!私もあんな感じなんだわ。若くないん
だわ」と周章狼狽、意気消沈しました。
でも彼女たち、ヨン様を媒介に、お友達も増え、さまざまに小競り合いや内
輪もめを経験しつつ、人生楽しくなったでしょうね。ヨン様に関するマニアッ
クな情報を口角泡を飛ばして語り合ったりして。楽しいよね。マニアな情報
交換。好きだなあ。したいなあ。
ちなみに私、高校時代はクィーンの熱狂的なファンだったので、フレディ・
マーキュリーの「好きな飲み物」が「ガラスのブーツに入ったシャンパン」
だってこと知っています。布団に入ると、あいうえお順にロックバンドの名
前を思い出しながら「わ」まで言えました(だからどうした?)。
今も80年代初頭までのロックがらみの話になると、スイッチが入る。それ以
降90年代半ばまでは小劇場演劇がらみでスイッチが入り(これは、あんまり
積極的には話したくないけど)、今は「2046」のウォン・カーウァイ監督作
品について、いつでもスイッチを入れる用意がある。でも、いないのよねぇ。
マニアな会話のできる相手が。寂しい。
人と人の間には、「共通の話題」が必要だ。その話題は、できればお互いが
「夢中なもの」がいい。夢中なものについて語り合うだけでなく、「一緒に
作る」と、なおいい。相手の感じ方、手つき、作業の癖、こだわり、自分と
の違いなどが、つぶさに見えて、相性なんかもはっきりしてくる。そうやっ
て紡いでいく時間が、他人の噂話や職場のグチ、恋愛相談などをメインにし
た人間関係よりずっと素敵だ。増やすなら、そんな仲間を増やしたい。
この「SO-KA!」も、配信を始めてそろそろ2年になる。編集メンバーは、メ
ルマガを「一緒に作る」ことで、少しずつ友情を育ててきたと思う。信頼を
深めてきたと思う。やっぱり人と人の間には、ともに作るという行為が必要
なのだ。仕事はもちろん、家庭でも、友達でも、地域でも。小さなことでい
いんじゃないかな。コツコツと共に作っていきましょう。いいお年を!
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