更新日:2004.02.10 

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SOHOと年齢 実録だよ♪ 40歳からはじめるSOHO
by NON 

▼その5 ライターとしてやっていくべ!


 ネット上で最初に得た仕事は、分譲マンションのカタログの間取りコピーで
 した。SOHO支援団体のサイトに出ていた求人情報に応募し、トライアルを受
 けて採用されたというわけ。「今日、これから打ち合わせに来てもらえます
 か?」と電話をもらい、あたふたと子連れで出かけたのを覚えています。夫
 と南森町で待ち合わせして、娘を渡したのですが、その後彼ら親子は、豪勢
 なイタリア料理を食べに行ったらしく、金銭的には大きなマイナスに。安い
 仕事のために、多大な(おおげさだな)出費をして、「何のために働くんだ
 かぁ」と、ため息をつくことになります。

 いざ、オフィスに入ると、担当の女性が出てきました。私より15歳は若い!
 打ち合わせ用の椅子に座って見回すと、全員が、ヤング!お兄ちゃんとお姉
 ちゃんばっかり!かつてアルバイトをしていた会社に出入りしていた、印刷
 屋のおっちゃんを思い出しました。当時、25歳だった私は、おっちゃん相手
 にいろいろとしゃべったなあ。そうか、そうか。今や立場は逆転して、私が
 あのおっちゃんの立場か……。「出入りのおばちゃん」は、深い感慨を覚え
 ながら、出されたコーヒーを飲んでいました。ヤングな担当者は、年齢差に
 臆する私を前に、年齢差にぜ〜んぜん臆することなく、契約書を示し、サイ
 ンを求め、仕事内容の説明をしてくれたのです。

 応募メールやトライアル段階では、住宅間取りコピー熟練者を装っていまし
 たが、実は、ほとんど経験ゼロでした。家に帰ると、あわてて物置から、分
 譲マンションのチラシを引っ張り出し、似たような図面を探して、用語を覚
 えながら書きました。まあ、なんとかなるものです。次第に、図面の見方も
 わかるようになり、専門用語も頭に入って、スムーズにこなせるようになり
 ました。この会社との仕事は、電話でオファーが入って、ファクスか宅急便
 で図面を受け取り、締め切りにメールとファクスで納品する、というスタイ
 ル。最初にチャンスを与えてくれた、この会社には、今もとても感謝してい
 ます。

 この頃、同時に、いくつかのメーリングリストに参加しました。W-SOHOやこ
 の関西支部もそうです。あと主婦たちが作るメーリングリストにも入りまし
 た。その主婦たちのメーリングリストで、マーケティング会社の求人を発見。
 得意のテープ起こしの仕事です。テープ起こしは、広告プロダクションでバ
 イト中に、山ほど経験しています。速い、正確!が売りでした。さっそく応
 募し、採用されることに。当時は、ともかく 1つでも仕事を得るのが目的で
 したから、とてもうれしかったなあ。最新IT機器の動向が勉強になるのも、
 魅力でした。

 下手な鉄砲、数打ちゃ当たる……は、本当だと思います。「この仕事、でき
 る!」という確信はなくても、「できそう」「できるかもしれない」という
 程度の動機で応募するほうが、何もしないより、ずっといい。あ、それから
 年齢は、あんまり気にしないこと。若い人って、ドキドキさせるけどね。ほ
 んと若いというだけで「権力」だから、参ります。彼らに、そんな気はちっ
 ともなくても、若いというだけで、中年は臆してしまうでしょ。でも、若い
 スタッフと何も友だちにならなくてもいいじゃないですか。昔みたいに、タ
 メグチきいて、飲みに行く必要もナシ!ヤングな担当者もいつかは、年をと
 るんです。出入り業者の気持ちを理解できる時がくる(笑)。な〜んか、こ
 んな風にボチボチ始めて、 1人で仕事をする覚悟(おおげさだな)ができて
 きた気がします。



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