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▼VOL.2 〜「ライター」向きなのは、どんな人?〜
ライターなんてヤクザな商売をわざわざ目指したいという奇特な人は、そう
多くはないでしょうが。「こんな仕事に就くのは、いったいどんなヤツやね
ん」という観点から、今日はライターというものを考えてみたいと思います。
私の独断と偏見による、向いてるのはこんな人…まずは常識的なところから。
(1) 本や雑誌など、活字を読むのが好き
(2) 調べものが好き、好奇心がある
(3) 未知のことを知るのが楽しい、人の話を聞くのが好き
(4) 長時間、机(パソコン)に向かうのが苦にならない
(5) どちらかというと、身体より頭を動かす方が好き
次に、世間で思われているほど必要ではない要素。
(1) 天賦の才能、特別な文章力
(2) 独創的なひらめき、感性
(3) 専門知識
・・・こうして見てみると、意外と誰にでもできそうでしょ?
ライターに求められるのは、ごくごく普通の日本語能力と、一般的な感覚で
す。特別な才能なんてなくても、誰にでもわかりやすい文章が書ければOK。
また、文章を書くのが好きで好きでたまらない、という必要はなく、少なく
とも苦痛でなければそれでいいのです。
特別な才能やひらめきはいらない、というのは、最終的な文章表現よりも、
どちらかというとそれまでの過程が大切だからです。ライターといえば、表
現=アウトプットが大切、と思われがちですが、いくら語彙が豊富で表現力
に優れていても、小手先のテクニックでもっともらしく書いた文章は、読む
人の心に響きません。それよりも、情報収集・取材=インプットや、集めた
情報を深く掘りさげたり編集する段階において能力を発揮できる方が望まし
いのではないか、と私個人的には感じています。
文章力よりもっと大切なのは、「それは本当に重要なファクターか?」「限
られた文字数の中で、どの情報を取捨選択すべきか?」「これを読んだ人は
どうとらえるか?」という客観性や観察力、想像力、編集能力です。そこの
段階がしっかりしていれば、オリジナリティあふれる表現やユニークな感性
などなくても、どんな文章を書けばいいかという答えはおのずと出てきます。
(5)については「いや、ライターは体力勝負だから、身体を動かすのも必要で
しょ」という意見もあるかと思います。が、ここは「頭を動かす=論理でも
のを考えるのが嫌いではない」という程度に受けとめておいてください。文
章を組み立てるには、論理的破綻のないよう思考することがとっても重要
だったりします。論理的破綻、なんて小難しく聞こえますが、「AはBが好き
だ。しかしAはBに会えてうれしかった」と書くと、「なんで? 『しかし』
じゃなくて『だから』でしょ?」と思いますよね。まあ、そういうことです。
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